レンタルについて

感電事故、バッテリーについて

感電について

感電の程度は個人差や感電時の湿気・絶縁の程度によって異なりますが、一般的には電流との感電の程度は次のようになります。

感度の程度

1mA ビリッと感じる
5mA 相当な痛み
10mA 我慢できない苦しさ
20mA 筋肉が収縮して動けない
50mA 危険・死ぬことがある
100mA 致命的傷害を起こす

配電線からの安全な離隔距離

高圧の送電線や鉄道の架線等は直接触れなくても近づくだけで電流が流れ(誘導電流)、感電事故を引き起こします。
電圧と安全な離隔距離は次のような関係になります。

電圧安全な距離
低圧 600V以下 1m以上
高圧 6000V以下 2m以上

22000V以下 3m以上
66000V以下 4m以上
154000V以下 5m以上
275000V以下 7m以上
500000V以下 11m以上

バッテリーの取扱いについて

  1. バッテリーの電解液は硫酸を水で薄めたものです。体や衣服に付かないように注意しましょう。もし、付いた時は水で丹念に洗い流して下さい。
  2. 電解液の比重が1.20以下になったら充電が必要です。
  3. バッテリーは、スパナなどでショートさせないで下さい。
  4. バッテリー端子のゆるみや腐食などで接触不良にならないように注意して下さい
  5. 端子を外す時は、アース(ー)側から先に外し、取り付ける時は最後にアースを取り付けます。
  6. 過放電にならないように注意して下さい。
  7. 始動時にはスターターを長く回し続けないで下さい。(1回20秒以下にする)
  8. 電解液が減ったら、規定位置まで蒸留水を補給して下さい。
  9. バッテリーの上面にほこりや電解液が付着したままにしておくと自己放電が進みます。いつもきれいに保って下さい。