高架・橋梁
地上の平面に敷かれた線路を、橋梁によって上方に移設することを「高架化」といい、効果として①踏切が解消され、事故や交通渋滞が減ることがあげられます。そのほかには、②駅付近の再開発など都市環境の改善、③高架下や地下線路上の有効活用、④沿線地域の一体化によるまちづくりの推進、⑤線路の複々線化や軌道強化による輸送力増強といったメリットがあります。
大規模な高架化は、「連続立体交差事業」といわれる都市計画事業として行われます。連続立体交差事業は、地形や市街地環境などの諸条件により、高架化される区間と、地下化される区間が分かれる場合があります。一般に、地下化建設工事は高架化工事に比べて建設費用が大きくなるといわれます。
マシンコントロールバックホウ
3次元設計データをICT建機へインストールし、MCスイッチをONにしながらアームレバーを引くだけで、バケット・ブームの複合動作を半自動制御します。
GNSSなどを用いて位置情報をリアルタイムに読み込むため、丁張り設置は必要最低限に。また、重機を降りての確認作業や手元作業員が不要となります。
マシンガイダンスバックホウ
インストールした3次元設計データと刃先の座標値を比較し、設計面との差を案内(ガイダンス)します。
GNSSやトータルステーションなどを用いて位置情報をリアルタイムに把握。丁張り設置は必要最低限となり、アラーム音で知らせて過掘りを抑制します。
杭ナビショベル
インストールした3次元設計データと刃先の座標値を比較し、設計面との差を案内(ガイダンス)します。
杭ナビを用いて位置情報をリアルタイムに把握しますので、山間部・高架下・建築現場の根切などGNSSが届かない場所でも施工可能です。丁張り設置は必要最低限となり、アラーム音で知らせて過掘りを抑制します。
3DMCブルドーザー
モニタ画面に目標勾配角度(縦断勾配、横断勾配)を入力し、目標設定勾配どおりとなるようにブレードリフトとブレードチルトを制御することができます。
杭ナビ
光やレーザーを発射し、それが反射して戻ってきた時間を測ることによって距離や角度などを計測する機器のこと。杭ナビは、杭打ち、墨出しなどに使用でき、特徴は「1人で作業できる使いやすさ」です。
杭ナビは、電源を入れるだけで、自動で座標取得、自動整準をする機能ができ、操作ボタンも少なく、誰でも簡単に作業できます。
杭ナビは、スマートフォンやタブレットに対応するアプリケーションもあり、アプリケーションを使用して、3次元設計データの杭打ちや、放射観測による3次元測量が行えます。
杭ナビに派生する製品に、杭ナビショベルがあり、杭ナビショベルは、杭ナビを活用したICT建機システムです。
自動追尾型トータルステーション
「自動追尾のトータルステーション」は、自動追尾機能を内蔵した機器のことで、自動追尾機能によりターゲットが自動で追尾して距離と角度を測ってくれます。
このトータルステーションを使うことでピント合わせなどが必要なく、測量のスピードの速さに加えて、1人での測量が可能になります。そのためコスト削減や効率アップにつながります。さらに測量者のミスが防げるのがメリットです。
GNSSローバー
全地球測位システム(Global Positioning System、略称GPS)などの衛星測位システム(Global Navigation Satellite System、略称GNSS)を用いて、地上の位置関係を求める測量作業。角度や距離を測る光学機器(トータルステーション)による測量と比べ、観測点間の見通しが不要で、天候にも左右されないため、効率的に実施できます。
当初はGPS測量と呼ばれましたが、21世紀に入ってロシアのグロナスGLONASS、日本の準天頂みちびきQZSS、ヨーロッパ連合(EU)のガリレオGalileo等の、アメリカ合衆国以外の衛星が利用できるようになり、まとめてGNSS測量とよばれるようになりました。
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